アスタリスク、RFID Journal Live 2025にて世界初のソリューションを披露

最終更新日:2025年05月12日 15時30分

お知らせ

〜独自のアプローチによる“スマホ革命”が世界の現場を変える〜

当社グループのアメリカ現地法人であるAsReader, Inc.が、2025年5月、ラスベガスで開催された世界最大規模のRFID専門展示会「RFID Journal Live 2025」に出展いたしました。
今回の展示テーマは「一線を画す」。すなわち、独自のアプローチによる革新的な技術を世界に先駆けて紹介、発信することです。
その言葉どおり、アスタリスクは他に類を見ない革新的な技術群を世界の舞台で発信し、来場者や業界関係者から圧倒的な注目を集めました。

中でも最も大きな話題を呼んだのが、参考出展のバッテリーレスのスマートフォン装着型スリムタイプのRFIDリーダーです。
スマートフォンに直接装着でき、しかもバッテリーを必要としない点、そして超薄型である点において、従来の概念を根本から覆す画期的なRFIDリーダーライターです。
iPhoneやAndroid端末にそのまま装着可能、極限まで薄く、軽く、シンプルなデザインで、すでに自動車業界や物流業界から複数の打診が届いており、「スマートフォンを使う」というコンセプトが、次世代の現場スタンダードとして強烈なインパクトを与えました。

また、アスタリスクが長年開発を進めてきたReading TUBは、アメリカにおいても特許を取得し、POSを中心とした店舗業務のあり方に変革をもたらす製品として注目を浴びました。
今回の展示では、大型モデルに加え、中型・小型モデルも披露され、特に小売・飲食といった小規模店舗向けの用途における新たな可能性を示しました。

今回新たに提案したのが、アスタリスク独自開発の2次元コード「AsCode」とRFIDの“共存”という考え方です。
AsCodeは、目視可能かつ大量一括読み取りを得意とするコードであり、「見えない電波」というRFIDの弱点を補完する存在として開発されました。
壊れたタグの所在が把握できないといった課題に対し、視認性とトレーサビリティを融合させる今回の提案には、現場担当者から高い評価が寄せられました。
類似した思想が語られたセミナーも見受けられましたが、AsCodeのように現実的かつ即応性のあるソリューションとして具現化された例は他になく、まさにアスタリスクならではの先見性と技術力を示す形となりました。

さらに、帝人フロンティア株式会社様との協業により販売を開始した「RecoHand」も注目を集めました。
これは一見矛盾するように思える、「UHFリーダーでありながら近距離だけを読む」という機能を備えたウェアラブル型RFIDリーダーライターで、手に取った商品だけを読み取り、周囲の商品を誤読しないという現場ニーズに応える“逆転の発想”による製品です。
アメリカ市場での共同展開もスタートしており、医療・製造・物流分野での導入が見込まれています。

ブースには、業務用スマートフォンの分野で注目される京セラ製端末も展示され、同社のアテンドのもと、日米両市場での連携の可能性を探る場ともなりました。


今回はAsReader, Inc.が展示会の公式スポンサーを務めたことで、来場者全員が首から下げるネックストラップにもAsReaderのロゴが輝き、ブランドの存在感を一段と高めました。
業界の中心人物たちが集うこの場において、AsReaderの名は確実に“記憶に残るブランド”として刻まれたと言えます。

アスタリスクは今後も、「スマホが現場を変える」という思想を軸に、業界の常識を打ち破る製品とソリューションを世界に発信し続けてまいります。


>> ルークの部屋 「AsCode」とRFIDの”共存” @RFID Jounal Live! : 2025