アスタリスク、エッジAI開発ベンチャー企業ArchiTekと資本業務提携

最終更新日:2022年08月15日 15時35分

ニュースリリース

 株式会社アスタリスク(本社:大阪市、代表取締役社長:鈴木規之、以下「アスタリスク」)は、画像解析技術を活用した技術開発とソリューションの提供を加速させるため、2022年8月15日に「エッジAI & 画像処理プロセッサ」の論理回路開発およびソフトウェアを販売するArchiTek株式会社(大阪市、代表取締役 高田周一、以下「ArchiTek」)の株式を取得するとともに資本業務提携契約を締結したことを発表します。今後、資本業務提携を通してアスタリスクとArchiTekの互いの事業を発展させてまいります。
 この資本業務提携により、アスタリスクとArchiTekは、規模の大小を問わず、幅広い業務分野で多くの人がAIにより業務を高度化・効率化ができる「エッジAIビジネス」を共同で開始します。

業務提携

1.業務提携の背景

現在、アスタリスクでは、画像認識技術(人追跡、顔認証など)ソリューションカテゴリーにおける、AIアルゴリズム研究開発及びAIソフトウエア受託開発での新規顧客獲得の動きが加速しており、大幅な業務拡大が続いております。
一方、ArchiTekは、「AIを中心とした先端技術を社会実装する」ことをテーマに、2011年9月に事業を開始いたしました。AI関連技術は世の中に広く認知されるようになった一方で、その技術の社会実装はまだまだ進んでいないのが現状であります。そこで、誰でも、簡単かつリーズナブルにAI関連技術を使えるサービスとして、「aIPE」※1を開発、これにより、AI製品の大量生産、家電製品のAI化の促進など、AIの利用シーン拡大を目指しております。
 このような中、両社が保有する技術、ノウハウ、人的リソースについて、不足する部分を相互に補完し、アスタリスクの画像認識ソリューションビジネス及びArchiTekのAIを中心とした先端技術の社会実装、双方の発展を目的とし、今回の資本業務提携に至りました。

ArchiTekが開発する、小型・低消費電力のプロセッサ(イメージ)
ArchiTekが開発する、小型・低消費電力のプロセッサ(イメージ)

2.業務提携の内容

 資本業務提携による主な施策は以下のとおりであります。
  ①アスタリスクが開発する新製品に、aIPE技術を用いたLSI(大規模集積回路)等を搭載し、共同で販売実施
  ②AIを中心とした先端技術を社会実装するための共同での新製品開発
  ③aIPE技術を用いたLSI等を、日本だけでなく、海外へ協力して販売

3.資本提携の内容

 ArchiTekのC種優先株式16,000株をアスタリスクが取得し、アスタリスクのArchiTekに対する所有割合は1.9%となります。

アスタリスクはこの資本業務提携により、さらなるAIソリューションの開発とサービスの提供を積極的におこない、お客様のDX推進、生活利便性の向上に貢献してまいります。

※1:aIPE(ArchiTek Intelligence® Pixel Engine)様々な用途に応えられる柔軟性と、小型・低消費電力を実現するアーキテクチャ(プロセッサの基本構造)

■ArchiTek株式会社 会社概要

会社名:ArchiTek株式会社
代表者:代表取締役 高田 周一
資本金:689百万円(2022年6月2日現在)
設立:2011年9月
本社:〒550-0014 大阪市西区北堀江1丁目1番29号 四つ橋MT長谷ビル2階
URL:https://architek.ai/ja/business-home-jp/
事業内容:「エッジAI & 画像処理プロセッサ」の論理回路開発およびソフトウェアの販売