ジーユー社に対する訴訟提起についてのご報告

最終更新日:2020年06月22日 08時00分

ニュースリリース

全国の株式会社ジーユー社各店舗において導入・展開が進んでいる新型セルフレジが当社のRFID 読取装置関連特許を侵害しているものと判断し、特許権侵害行為差止仮処分命令を申立ました。

株式会社アスタリスク(本社:大阪市淀川区 / 代表取締役社長 鈴木規之、以下、当社)は、株式会社ジーユー(本社:山口県山口市 / 代表取締役社長 柚木治、以下、ジーユー社)各店舗において導入・展開が開始されている新型セルフレジ(iPadとRFIDによる、購入商品一括読み取り型POSレジ、以下、本件レジ)が、当社のRFID 読取装置関連特許(特許6541143等)を侵害しているものと判断し、ジーユー社に対して2020年6月16日付で、大阪地方裁判所に特許権侵害行為差止仮処分命令申立書を発出いたしました。

当社は、これまでジーユー社の親会社である株式会社ファーストリテイリングや、グループ会社であり同じく本件レジを使用する株式会社ユニクロに対し、当社特許のライセンス提供等を提案し、さらには訴訟にて当社の考えを訴えてまいりましたが、2020年3月ごろからジーユー社でも順次、積極的に本件レジを展開されている事実が判明したため、やむなく今回の仮処分申請に至りました。

当社のRFID関連技術の研究開発に基いて開発された独自の読取装置は、読取精度を高めつつ読取効率の向上を実現しております。
この読取装置を自社製品として製造販売するだけでなく、他社へのライセンス提供についても積極的に展開したいと考えています。

なお、当社は、知的財産を重要な経営資源と位置づけており、当社の知的財産が侵害されたと判断した場合には、厳正に対処していく所存です。